GPU UNITE 2022
Day3:CG研究 セッション

Technical Session
2022年9月14日(水)13:30-17:00



GPU UNITE 2022「Day3:CG研究 セッション」は、本イベントでの初開催のセッションとなります。
立ち上げにあたり、プロメテックCGリサーチ 所長 西田 友是 先生にご協力いただきました。

西田 友是 先生は、東京大学名誉教授でもあり、コンピュータグラフィックス (CG) のパイオニアとして長年ご活躍され、現在もCGの教育・研究に従事されています。2022年7月より、メタバースに関する最先端CG技術研究プロジェクトにも携わられています。→https://cgworld.jp/flashnews/2206-3dcgcg.html

監修
プロメテックCGリサーチ
所長 西田 友是 先生

コンピュータグラフィックスの技術研究においても、 機械学習やニューラルネットワークを活用した研究が進んでいます。
機械学習を用いた画像処理や動画処理、 VR、 AR、 メタバースなどのCG技術・研究が、さまざまな分野・業界に広がりはじめ注目を集めています。

Day3の基調講演には、人間拡張工学の第一人者である東京大学 稲見 昌彦 教授にご登壇いただき、メタバース思考と題して、今後のメタバースの可能性についてご講演いただきます。

また、CG技術の研究でご活躍されている、筑波大学 准教授 金森 由博 先生、東洋大学 准教授 石川 知一 先生、早稲田大学 准教授 シモセラ エドガー先生にご登壇いただき、機械学習を用いたCG研究成果やGPUの活用事例、CG研究の最先端研究について、お話をしていただきます。

モデレータ
筑波大学 システム情報系
准教授 金森 由博 先生

また、質問&ディスカッションタイムを各講演後に設けています。
モデレータは、筑波大学 准教授 金森 由博 先生に務めていただきます。

質問&ディスカッションタイムでは、参加者からの質問に講演者からお答えいただくと共に、その他の登壇者の方々にも参加いただき、講演の中だけでは聞けなかったことなど、ざっくばらんにディスカッションしていただきます。

本ディスカッションが、参加者にとって、今後の展望や夢につながるきっかけとなれば幸いです。
ディスカッションタイムもお楽しみください!

Day3 プログラム・講演概要

2022年9月14日(水)

プログラムは予告なく変更する場合があります。


13:30-13:40

オープニング
(10分)

  1. ご挨拶 … GDEPソリューションズ株式会社
  2. ご紹介 … 監修:西田 友是 先生、モデレータ:金森 由博 先生
  3. 本日の進行・豪華景品のご案内 … 司会:ゆめ子(ツブ子の妹)

13:40-14:00

講演1
(​20分)

機械学習を用いたイラストレーション作成

早稲田大学 理工学術院
准教授 
シモセラ エドガー 先生

デジタルイラストレーションは、グラフィックデザイン、アニメーション、マンガ、ゲーム、映画などにおいて重要な役割を担っています。
本講演では、ラフスケッチのペン入れから線画の彩色まで、イラストレーションを支援できる対話的ニューラルネットワークなどの最近の機械学習技術を紹介します。

プロフィールはこちら

早稲田大学 理工学術院の准教授. 2011年BarcelonaTech工学科卒業,2015年同大学でPh.D.を取得. 2015年8月より早稲田大学に勤務. 2018年3月まで早稲田大学 理工学術院総合研究所の研究院講師. 2018年8月まで科学技術振興機構のさきがけ研究員. コンピュータビジョンとコンピュータグラフィクスと機械学習,特に画像処理に関する研究に従事,筆頭論文にCVPR,ICCV,IJCV,SIGGRAPHなど.

[ハマっていること:陶芸(磁器と呉須)]
[好きな食べ物:ブリトー]


14:00-14:20

質問&ディスカッションタイム
(20分)

ディスカッションテーマ
「コンテンツ制作を支援するCG研究のこの先」

シモセラ先生への質問タイムと、その他の登壇者にも参加いただき、テーマ「コンテンツ制作を支援するCG研究のこの先」について、ざっくばらんにディスカッションしていただきます。
(参加者の方からの質問や意見も取り上げます。)


14:20-14:30

スポンサー講演
(​10分)

CGビジュアライズのトップシェアを持つ、Chaos V-Ray。その事例と最新機能紹介。

株式会社アスク
法人事業本部 ソフトウェア・ソリューション部 コンテンツグループ
グループ長 白澤 圭司 様

「V-Ray」は、映画制作やハイエンドVFXで培われた最高品質のCGレンダリングソフトウェアです。その圧倒的な品質はGPUにより高速化され、今では建築や自動車、その他製品開発などさまざまな産業で利用されている事例と、V-Rayの最新機能紹介を行います。


14:30-14:50

講演2
(​20分)

CGモデリングとアニメーション制作におけるGPU活用

東洋大学 情報連携学部
准教授 
石川 知一 先生

近年、メタバースが取り上げられるようになってから、3DCGのモデリングやアニメーションも再注目されるようになってきました。現在ではゲームエンジンやCG制作用ツールの台頭により、モデリングやアニメーション初心者でもGPUを利用した計算を手軽に実装・利用できるようになっています。
これらのツールによるCG制作事例から研究事例まで、GPUの活用方法にも触れて紹介していきます。

プロフィールはこちら

2012年3月東京大学新領域創成科学研究科複雑理工学専攻博士課程修了. 博士(科学)。
同年4月より東京工科大学メディア学部助教,その後,東京理科大学理工学部助教を経て,現職の東洋大学情報連携学部(INIAD)の准教授。
画像処理を含むコンピュータグラフィックス(CG)およびコンピュータビジョン(CV)に関する研究に興味がある。
​特に,数値シミュレーションを利用した物理アニメーションの研究に取り組んでいる。情報処理学会, 画像電子学会, ACM各会員。

[ハマっていること:映画・動画鑑賞、カラオケ]
[好きな食べ物:ラーメン、焼肉、チーズケーキ]


14:50-15:10

質問&ディスカッションタイム
(20分)

ディスカッションテーマ
「メタバース時代に必要なCG技術は?」

石川先生への質問タイムと、その他の登壇者にも参加いただき、テーマ「メタバース時代に必要なCG技術は?」について、ざっくばらんにディスカッションしていただきます。
(参加者の方からの質問や意見も取り上げます。)


15:10-15:20

休憩タイム
(10分)


15:20-15:40

講演3
(​20分)

2022年版・深層学習による写実的画像合成の最新動向

筑波大学 システム情報系
准教授 
金森 由博 先生

CGとその関連分野でも他分野と同様、深層学習による目まぐるしい技術革新が続いています。本講演では、2022 年現在での深層学習による写実的画像合成の最新動向を概観します。
主なトピックとして、敵対的生成ネットワーク (GAN) の逆算に基づく手法 (GAN inversion)、ニューラルネットワークによる自由視点画像生成 (NeRF)、自然言語による写実的画像合成、それらの応用先としてのデジタルヒューマン関連技術などを取り上げる予定です。

プロフィールはこちら

2009年3月東京大学情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻博士課程修了.博士(情報理工学).同年4月より筑波大学に勤務し,現職は筑波大学システム情報系・准教授.2014年から2016年まで日本学術振興会・海外特別研究員としてスイス連邦工科大学チューリッヒ校に派遣.2019年にエディンバラ大学に客員研究員として滞在.コンピュータグラフィクス,特にレンダリングや画像処理,深層学習の応用などに興味を持つ.ACM, 情報処理学会, 画像電子学会, 芸術科学会各会員.

[ハマっていること:カラオケ (最近はスマホアプリで子供と一緒に)、スマホアプリで漫画閲覧]
[好きな食べ物:海産物 (刺身、岩牡蠣など)]


15:40-16:00

質問&ディスカッションタイム
(20分)

ディスカッションテーマ
「AIによるリアルな画像生成の未来」

金森先生への質問タイムと、その他の登壇者にも参加いただき、テーマ「AIによるリアルな画像生成の未来」について、ざっくばらんにディスカッションしていただきます。
(参加者の方からの質問や意見も取り上げます。)


16:00-16:30

基調講演
(​30分)

メタバース思考

東京大学 総長特任補佐・先端科学技術研究センター 身体情報学分野
教授 
稲見 昌彦 先生

メタバースが注目を集めています。メタバースは、既存の都市空間のデジタルツインや高臨場感のソーシャルメディアとして捉えられがちです。3Dプリンターやレーザーカッターがハードウェアのスケッチツールとしてモノづくりを変えたように、メタバースはインタラクティブなサービスやコミュニティのラピッドプロトタイプ環境としてもとらえることができます。物理メディアを包含するメタ・メディアとしての側面、時空をダイナミックに制御可能なサイバースペースとしての側面から、思考ツールとしてのメタバースの可能性を論じます。

プロフィールはこちら

東京大学 総長特任補佐・先端科学技術研究センター 身体情報学分野教授。博士(工学)。
JST ERATO稲見自在化身体プロジェクト 研究総括。
自在化技術、人間拡張工学、エンタテインメント工学に興味を持つ。
米TIME誌Coolest Invention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞。
超人スポーツ協会代表理事、日本バーチャルリアリティ学会理事、日本学術会議連携会員等を兼務。
著書に『スーパーヒューマン誕生!人間はSFを超える』(NHK出版新書)、『自在化身体論』(NTS出版)他。

[ハマっていること:美味しいものを食べること、ダイビング、バイク]
[好きな食べ物:お肉、お寿司、うなぎ]


16:30-16:50

質問&ディスカッションタイム
(20分)

ディスカッションテーマ
「メタバースへの今後の期待・課題」

稲見先生への質問タイムと、その他の登壇者にも参加いただき、テーマ「メタバースへの今後の期待・課題」について、ざっくばらんにディスカッションしていただきます。
(参加者の方からの質問や意見も取り上げます。)


16:50-17:00

クロージング
(10分)

ご登壇いただいた方々に今日の感想や、GPUへの期待などをお聞きして締めたいと思います。
最後までお楽しみください!


GPU UNITE 2022 セッション一覧

GPU UNITE 2022・・・トップページはこちら

Day1:GPU & AIセッション ・・・Day1プログラム・詳細はこちら

Day2:イメージングAIセッション ・・・Day2プログラム・詳細はこちら

Day3:CG研究セッション ・・・This page

Day4:大規模計算セッション ・・・Day4プログラム・詳細はこちら

終了しました。
700名を超える方々に参加登録いただきました。
次回2023年もお楽しみに!

開 催 日2022年8月5日(金)13:30-17:00Day1:GPU & AIセッション
2022年9月2日(金)13:30-17:00Day2:イメージングAIセッション
2022年9月14日(水)13:30-17:00Day3:CG研究セッション
2022年10月7日(金)13:30-17:00Day4:大規模計算セッション
開催形式オンライン(Zoom利用)
参 加 費無料
参加登録終了しました。
700名を超える方々に参加登録いただきました。
次回2023年もお楽しみに!
配信方法ライブ配信となります。オンデマンド配信は行ないません。
登壇者による本音トークをリアルタイムでお楽しみください。
主  催GDEPソリューションズ株式会社、プロメテック・ソフトウェア株式会社
後  援エヌビディア合同会社、一般社団法人 日本ディープラーニング協会
菱洋エレクトロ株式会社

株式会社 日本HP
株式会社ジーデップ・アドバンス
株式会社アスク
xFusion技術日本株式会社
株式会社サイコム
キオクシア株式会社
エヌビディア合同会社
一般社団法人 日本ディープラーニング協会