自動運転
[No.35] 自動運転ロボット「Nuro」がシリコンバレーで営業運転を開始、実際に使ってみたが自動運転車が注文した商品を玄関先まで配送

自動運転ロボット「Nuro」がシリコンバレーで営業運転を開始した。Nuroはトヨタ・プリウスをベースとした自動運転車で、注文した商品を玄関先まで配送する。今はセーフティドライバーが搭乗しているが、将来は、無人車両が商品を配送する。

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GAFAM
[No.34] Microsoftはメタバース市場に参入、仮想空間でのビデオ会議システムを発表、MR技術をコラボレーションに展開

Microsoftはメタバースの技術開発を進め、3D仮想空間におけるビデオ会議システム「Mesh for Teams」を発表した。​このシステムはメタバースに構築されるコラボレーション基盤で、アバターを介してコミュニケーションする。Microsoftは「Mesh」という名称でメタバース技術を開発しており、これをビデオ会議「Teams」に適用した。

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NVIDIA
[No.33] NVIDIAはメタバースで地球のデジタルツインを生成、スパコンとAIで気候モデルをシミュレーション、数十年先の豪雨や干ばつを予測

先週、NVIDIAは開発者会議「NVIDIA GTC 2021」で、地球温暖化対策に寄与する新技術を発表した。これは、地球をメタバースで構築し、ここで気候モデルをシミュレーションし、温暖化対策に役立てるという構想である。​気候モデルは巨大で、新たにスパコンを開発して、これを実行する。しかし、高精度なモデルを実行するにはスパコンでも性能が十分でなく、AIで物理法則を解く技法を導入した。

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NVIDIA
[No.32] NVIDIAは企業向けメタバースを開発、リアルなAIアバターが人間に代わり顧客に応対する

今週、NVIDIAは開発者会議「NVIDIA GTC 2021」で、メタバースの最新技術を公表した。​NVIDIAはメタバースの開発環境を「Omniverse」という名称で製品化しており、企業はこのプラットフォームで3D仮想空間を生成し、ソリューションを構築する。基調講演で、人間のデジタルツインであるアバターの新技術が公開された。

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GAFAM
[No.31] Meta(Facebook)はメタバースを構成する基礎技術の開発を加速、AR・VR技術を飛躍的に進化させリアルとバーチャル空間を融合する

Facebookは開発者会議Connect 2021で、メタバース(Metaverse)構想を明らかにした。メタバースとはインターネットに構築される3D空間で、次世代ソーシャルネットワークはここに構築される。​メタバースは現実空間と仮想空間が融合したもので、ここで人々が交流しビジネスが営まれる。

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GAFAM
[No.30] Facebookは社名を「Meta」に変更しメタバース企業となる、3D仮想空間で人々が交流するプラットフォームを開発する

Facebookは、開発者会議「Connect 2021」で、ソーシャルメディア企業からメタバース(Metaverse)企業になることを発表した。​CEOのMark Zuckerbergがメタバース空間で明らかにしたもので(下の写真)、これに伴い、社名も「Facebook」から「Meta」に変更する。​Facebookは創設以来最大の危機に直面しており、社名を変えることで、新生企業として再出発する。

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GAFAM
[No.29] Facebookは人間の日常生活でAIを教育、ARグラスに搭載しアルゴリズムが利用者の視覚や聴覚をエンハンス

Facebookは人間の視線で周囲の状況を把握するAIの研究を開始した。このプロジェクトは「Ego4D」と呼ばれ、人間の視線で捉えたデータ(下の写真)でアルゴリズム教育することで、AIは実社会でインテリジェントな能力を発揮する。​​これをARグラスやVRヘッドセットに搭載することで、AIがアシスタントとなり利用者の視覚や聴覚をエンハンスする。

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GAFAM
[No.28] Microsoftは超リアルな3Dフェイスを生成、顔写真の代わりに合成メディアで顔認識AIを教育できることを実証

Microsoftは合成メディア(Synthetic Media)の手法で3Dフェイスを生成した。これは顔認識AIを教育するためのモデルで、実物と見分けのつかない超リアルな3Dフェイスが生成された。今まではセレブなど実在の人物の顔写真を使って顔認識AIを教育してきた。しかし、これらの写真は本人の了解を取らないで無断で使われ、個人のプライバシーを侵害するとして社会問題となっている。

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GAFAM
[No.27] 創設以来最大の危機に直面、安全より利益を選択、アルゴリズムが有害な情報を配信し閲覧数を増やす

Facebookは創業以来最大の危機に直面している。Facebookの内部告発者がアメリカ連邦議会公聴会で証言し、アルゴリズムの危険性を訴えた。​Facebookは有害情報を発信すると閲覧回数が増えることを理解しており、利用者の安全を犠牲に利益を上げる手法を選択したと証言。

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GAFAM
[No.26] Amazonは家庭向けロボットを投入、高度なAIを搭載し家の中を自動走行するが機能は限定的、5年後を見据えた開発の最初のステップとなる

今週、Amazonは発表イベントで家庭向けのロボット「Astro」を公開した。ロボットは子犬ほどの大きさで、頭部にディスプレイが搭載され表情を表し情報を表示する。ロボットはカメラの映像をAIで解析し、家の中で障害物を避けて自動で走行する。​

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