GPU UNITE 2023
Day3:生成AI Day

General Session
2023年11月2日(木)13:30-17:45

GPU UNITE 2023 Day3「生成AI Day」では、生成AIの最新研究・最新技術・最新の動向について、第一線でご活躍されている方々にご登壇いただきます!

基調講演では、東京工業大学 教授 岡﨑 直観 先生にご登壇いただき、生成AIの開発動向や社会へのインパクト、そして、研究者やエンジニアが生成AIのフロンティアを拓くために必要な知識やスキルについてお話をしていただきます。

また、NVIDIA講演では、エヌビディアの生成AIへの取り組みについて、デモなどを交えてお話をしていただき、特別講演では、株式会社スクウェア・エニックス 三宅 陽一郎 様より、ゲーム業界における生成AIの活用状況やゲームAIの未来、エンジニアと生成AIの協働についてご講演いただきます。

招待講演では、イメージングAI Dayでオーガナイザーを務めていただいているオムロンサイニックエックス株式会社​ /株式会社Ridge-i ​牛久 祥孝 様より、新たな取り組み「AI for Science / Science by AI」についてお話をしていただきます。

モデレータ
一般社団法人 日本ディープラーニング協会
専務理事 岡田 隆太朗 様

最後に座談会を行ないます。
座談会のモデレータは、日本ディープラーニング協会 事務局長 岡田 隆太朗 様に務めていただきます。

座談会は、Day3すべての講師陣が参加するパネルディスカッションで、
「生成AI時代における、これからの技術や研究、エンジニアに求められること」に即したテーマで
ディスカッションしていただきます。

参加者にとって、新たな発想や技術向上につながるきっかけとなれば幸いです。
座談会もお楽しみください!

Day4: ネットワーキング
参加登録の受付を開始しました

GPU UNITE 2023 Day4として「ネットワーキング」と題して、
登壇者と語る!参加者とつながる!研究者・エンジニア集結!
トークセッションを12/1(金)会場(KANDA SQUARE)で開催します。

※ 会場開催のため定員に限りがあります。
定員になり次第、締め切らせていただきます。

Day3 プログラム・講演概要

2023年11月2日(木)

プログラムは予告なく変更する場合があります。


13:30-13:40

オープニング
(10分)

  1. ご挨拶 … GDEPソリューションズ株式会社

13:40-14:10

基調講演
(​30分)

生成AIの最前線と研究・開発の未来地図

東京工業大学 情報理工学院
教授 岡﨑 直観  先生

本講演では、生成AIの最新の進展とその未来の展望に焦点を当てます。
最初に、生成AIの開発動向と社会的インパクトを解説します。
次に、生成AIの活用に関する最新の研究を紹介し、生成AI時代の研究・開発の展望について議論します。
最後に、実践的な研究や開発を進める中で留意すべきポイントや、研究者やエンジニアが生成AIのフロンティアを拓くために必要な知識やスキルについて深掘りします。

プロフィールはこちら

2007年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。
東京大学大学院情報理工学系研究科・特任研究員、東北大学大学院情報科学研究科准教授を経て、2017年8月より現職。
自然言語処理の研究に従事。言語処理学会理事、日本ディープラーニング協会(JDLA)理事。平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞、第15回船井学術賞、2016年度マイクロソフト情報学研究賞などを受賞。

[ハマっていること:低温調理、ダイエット]
[好きな食べ物:ラーメン、うどん、刺身]

14:10-14:20

質問タイム
(10分)

岡崎先生への質問をZoomのQ&Aで受け付けます。
この機会にぜひご質問ください!


14:20-14:50

NVIDIA講演
(​30分)

エヌビディアの生成AI向けソリューションNemo Frameworkのご紹介

エヌビディア合同会社
Solution Architecture & Engineering
Senior Solution Architect 村上 真奈 

近年、生成AIの技術は目覚ましい進化をとげており、その産業応用にも注目が集まっています。
エヌビディアの生成AI向けのフレームワークであるNemo FrameworkはLLMの学習および学習済モデルを用いた推論をGPUを用いて高速に行う事が可能です。
本セッションでは、エヌビディアの生成AIへの取り組みおよび、Nemo Frameworkについて概説する予定です。

プロフィールはこちら

2007年に早稲田大学教育学部理学科数学専修を卒業後、株式会社システム計画研究所に入社。写真シール機や放送機器への画像処理の組み込み開発に携わる。その後、サムスン日本研究所にてテレビ用の画像処理の研究開発を担当。
2015年にNVIDIAに入社。CUDAエンジニアとしてNVIDIAの汎用計算プラットフォームCUDAの技術や取り組みについて周知する活動やトレーニングおよびカスタマーサポートに従事。
現在はシニアソリューションアーキテクトとしてAI、5G vRAN、GPUコンピューティングの技術サポートおよび日本の通信業界への普及活動を担当している。

[ハマっていること:娘とぷよぷよで遊ぶ]
[好きな食べ物:ダイエットコーラ]


14:50-15:00

質問タイム
(10分)

村上様への質問をZoomのQ&Aで受け付けます。
この機会にぜひご質問ください!


15:00-15:10

サポーター講演
(​10分)

生成AIのトレンド/世界と日本の動向

株式会社アスク
プロダクトマネジメント  佐藤 幸夫 

2022年から2023年にかけて、AIの技術革新は過去に類を見ないレベルで進歩しました。
倫理的な観点からAIの利用を一部控える動きもありますが、AIによる革命は既に始まっており、それを活用するか、もしくは取り残されるのかの2択になっています。
本講演では生成AIのトレンドや世界と日本の動向について解説致します。


15:10-15:15

GPU製品紹介
(​5分)

GDEPソリューションズ株式会社


15:15-15:25

休憩タイム
(10分)


15:25-15:55

招待講演
(​30分)

科学研究する生成AIをつくる

オムロン サイニックエックス株式会社/株式会社Ridge-i
Principal Investigator/Chief Research Officer 牛久 祥孝 

生成AIによって研究を着想して実験を自動で進め、解析して論文を書けるようにする——バイオ、材料、創薬などを対象として、種々の実験科学を加速するAI for Scienceの研究が浸透しつつあり、AIで実験科学の進め方そのものをアップデートするScience by AIを目指す動きが出始めています。

本講演では私たちが取り組んでいるプロジェクトや世界の動向を通じて、人の創造的活動に対する生成AIの将来を展望します。

プロフィールはこちら

2013年日本学術振興会特別研究員およびMicrosoft Research Redmond Intern。
2014年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了、NTTコミュニケーション科学基礎研究所入所。
2016年東京大学情報理工学系研究科講師。
2018年よりオムロンサイニックエックス株式会社 Principal Investigatorおよび2019年より株式会社Ridge-i Chief Research Officer、2022年より合同会社ナインブルズ代表、現在に至る。
主としてコンピュータビジョンや自然言語処理を対象として、機械学習によるクロスメディア理解に従事。 2011年ACM Mutlimedia Grand Challenge Special Prize、2017年ACM Multimedia Open Source Software Competition Honorable Mention、2017年および2018年NVIDIA Pioneering Research Awards、2021年ヤマト科学賞など受賞。

[ハマっていること:異世界転生系の漫画を読むこと]
[好きな食べ物:麺類、なめろう、すもも]


15:55-16:05

質問タイム
(10分)

牛久様への質問をZoomのQ&Aで受け付けます。
この機会にぜひご質問ください!


16:05-16:15

サポーター講演
(​10分)

自社開発の形状生成ツールを用いた最適形状の生成
("Generative CAE")の紹介

株式会社RICOS
CEO  井原 遊 

設計・シミュレーション業務では、製品形状の調整・性能確認や、その技量習得に大きな負荷がかかります。弊社は、この問題を解決するため「①形状の自動生成」「②性能やコスト等諸条件下での最適形状の自動探索」を搭載したシステム("Generative CAE")を開発しました。
更に、弊社開発のAIアルゴリズム-IsoGCNと組合わせることで、空力・熱伝導性能等、幅広い性能評価が高速に行えます。既に複数企業で導入事例があり、当日は事例紹介も交えご紹介します。


16:15-16:45

特別講演
(​30分)

生成AIとデジタルゲーム開発の未来

株式会社スクウェア・エニックス
AI部
ジェネラル・マネージャー 三宅 陽一郎 

生成AIはデジタルコンテンツの風景を一変しようとしています。
しかし、必ずしも、その未来像は明確ではありません。生成AIがクリエーターといかに協調するか、が導入の重要なポイントです。
また、ゲームエンジン、コンテンツパイプラインの中に生成AIがどう介入して行くのか、についても技術的検討が必要となります。
生成AIとデジタルゲーム開発の関係について全体像とその未来を解説いたします。

プロフィールはこちら

ゲームAI研究者・開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。博士(工学、東京大学)。
2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。
東京大学生産技術研究所特任教授、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京工科大学デジタルツインセンター客員教授、東京大学上級客員研究員。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、人工知能学会編集委員会副編集長・シニア編集委員、情報処理学会ゲーム情報学研究会運営委員。『大規模デジタルゲームにおける人工知能の一般的体系と実装 -FINAL FANTASY XVの実例を基に-』にて2020年度人工知能学会論文賞を受賞。

[ハマっていること:パウ・パトロール(CGアニメ)]
[好きな食べ物:カレー]


16:45-16:55

質問タイム
(10分)

三宅様への質問をZoomのQ&Aで受け付けます。
この機会にぜひご質問ください!


16:55-17:40

座談会
(45分)

メインテーマ
Speed is Power これからのエンジニアリング力とは

1.生成AIがもたらした研究者/エンジニアへのインパクト・最近の動向
2.生成AIテクノロジーの適用領域に限界はあるのか ~新たな可能性と課題
3.これからの研究者・エンジニアに求められること

モデレータ
一般社団法人 日本ディープラーニング協会
専務理事 岡田 隆太朗 様

パネリスト
東京工業大学 岡﨑 直観  先生
エヌビディア合同会社 村上 真奈 様
オムロン サイニックエックス株式会社/株式会社Ridge-i 牛久 祥孝 様
株式会社スクウェア・エニックス 三宅 陽一郎 様


17:40-17:45

クロージング
(5分)

ご登壇いただいた方々に今日の感想や、GPUへの期待などをお聞きして締めたいと思います。
最後までお楽しみください!

GPU UNITE 2023 開催概要

オンラインLIVE配信(Zoom)
13:30 - 17:30
参加費:無料

オンデマンド配信は、基調講演、NVIDIA講演のみ後日、公開する予定です


会場(東京:KANDA SQUARE)開催
13:00 - 18:00
参加費:有料


主催

logo_GDEPsol
GDEPソリューションズ株式会社
logo_prometech
プロメテック・ソフトウェア株式会社

後援

logo_NVIDIA
エヌビディア合同会社
logo_JDLA
一般社団法人 日本ディープラーニング協会

Special supporters

logo_ryoyo
菱洋エレクトロ株式会社
logo_ask
株式会社アスク
logo_hp
株式会社 日本HP
logo_coputermind
株式会社コンピュータマインド
logo_RICOS
株式会社RICOS

Networking supporters

logo_sycom
株式会社サイコム
logo_KIOXIA
キオクシア株式会社