業界初!RAGの初期回答精度90%を達成 ※1
RAG回答精度改善ツール「G-RAGon」搭載モデル

「RAGの回答精度がなかなか上がらない」「RAGの回答精度を上げるのに苦労した」
そういうお客様の悩みを解決するため、
独自にRAG回答精度改善ツール「G-RAGon(ジー・ラグ・オン)」を開発しました。

「LLM/RAG業務活用セット」はNVIDIA GPU搭載ワークステーションに、
大規模言語モデル(LLM)やRAG開発ツールと連携可能な形で「G-RAGon」を標準搭載したモデルです。

※1 当社社内チャットボット検証結果

RAGの構築で、こんな課題はありませんか?

  • RAGの回答精度が低く、手作業での調整が必要
  • Difyの自動分割では、検索精度が向上しない
  • 日本語処理の難しさ(同義語や表現の揺れ、多様な言い回し等)が原因で回答精度が不安定
  • RAGのアップグレード時に、ナレッジデータが失われ、再登録の手間がかかる
  • 試行錯誤で回答精度を上げるには時間と労力がかかる

G-RAGon」で解決!

「LLM/RAG 業務活用セット」には「G-RAGon」がプレインストールされています。
導入後すぐに90%の精度向上を実現し、RAG構築の負担を大幅に削減します。

Chunking自動最適化機能

「Dify」のChunking機能を凌駕する、独自のChunkingツールにより初期回答精度を大幅に向上

自社チャットボットで90%の回答精度達成!

自社チャットボット開発過程で明らかになった、RAGの課題をひとつひとつ解決し、得られた知見をG-RAGonに詰め込みました!

RAG運用ツールを付属

RAGの業務運用に必須となる2つの機能をサポート
(1)「OpenWebUI」と「Dify」の連携設定により、ユーザ管理機能をサポート
(2)ナレッジデータのバックアップリストア機能をサポート

対応ファイル形式

「G-RAGon」は、RAG応答精度の向上と運用支援を目的としたツールであり、以下のファイル形式からナレッジベースを構築可能です。
Microsoft Word形式(.docx)
→ 検証により初期回答精度90%を実現(当社社内チャットボット検証結果)

PDF形式(.pdf)
→ マニュアル、社内規定、技術ドキュメントなど、PDF形式で蓄積されたコンテンツもRAGに活用できます。

LLM/RAG業務活用セットの構成

1. ハードウェア構成 | 高性能GPU搭載で安心のLLM/RAG運用

高性能GPUと信頼性の高いハードウェア構成を採用。LLMやRAGに求められる計算処理を、安定かつ快適にこなすGPUワークステーションです。

nvidia-rtx-pro-6000max-q_s
NVIDIA® RTX™ PRO 6000 Max-Q
[ミッドレンジ搭載GPU]
hp-z8-fury-g5-workstation-1-3
HP Z8 Fury G5 Workstation
[ミッドレンジ ワークステーション]
エントリーミッドレンジ
参考販売価格(税抜)2,902,500 円 4,395,800 円
ワークステーションHP Z4 G5 WorkstationHP Z8 Fury G5 Workstation
GPU用PCIe SlotGen 5x16 x1SlotGen 5x16 x2Slot
Gen 4x16 x2Slot
計算用GPUNVIDIA RTX PRO 4500 [32GB] × 1基NVIDIA RTX PRO 6000 Max-Q [96GB]
× 1~3基
CPUインテル® Xeon® w3-2435 プロセッサー
(3.1GHz 最大4.5GHz / 8コア / 22.5MB / 4400MHz)
インテル Xeon w5-3435X プロセッサー
(3.1GHz 最大4.7GHz / 16コア / 45MB / 4800MHz)
システムメモリ*64GB ~ 512GB64GB ~ 1,024GB
SSD1TB ×2
HP Z Turboドライブ G2
(内蔵M.2スロット接続 TLC NVMe SSD)
1TB ×1 , 2TB ×1
HP Z Turboドライブ G2
(内蔵M.2スロット接続 TLC NVMe SSD)
HDD4TBハードディスクドライブ
(SATA / 7200rpm)
OSUbuntu 24.04
光 学ドライブDVD-RW
キーボード、マウス標準添付
モニターなし
保守保証3年
筐体サイズ幅 169 mm × 奥行 445 mm × 高さ 386 mm幅 216 mm × 奥行 556 mm × 高さ 445 mm
電源775 W2250 W


*HDDは増設することができます。

2. LLM/RAGプレインストールソフトウェア | 手間なく導入、すぐに開発スタート

最新のLLMモデル、ChatGPTライクなUI、LLMアプリ開発プラットフォーム「Dify」などを事前にプレインストール・セットアップし、LLM/RAG環境構築の手間を大幅に削減します。
また業務活用セット「ミッドレンジモデル」には、「Dify」の回答精度を改善し、業務運用を効率化するツール「G-RAGon」が標準搭載されています。

エントリーミッドレンジ
ユーザインターフェース/
AIアプリケーション開発ツール
Open WebUI / Dify
AIモデル実行ツールOllama / Xinference
生成AIモデル
Meta Llama 38Bモデル8B / 70Bモデル
Meta Llama 3.2 Vision11Bモデル
Meta Llama 3.370Bモデル
Meta Llama 4 scout17B-16E モデル
Google Gemma 29Bモデル
Google Gemma 312Bモデル12B / 27Bモデル
Microsoft Phi-414Bモデル
OpenAI gpt-oss20Bモデル20B / 120Bモデル
Qwen 2.514Bモデル
Qwen 314Bモデル14B / 32Bモデル
QwQ32Bモデル
その他ツール
RAG精度改善ツール
*独自開発
G-RAGon
パートナーアプリblueqatRAG
Embeddingモデルnomic-embed-text
Rerankingモデルbge-reranker-v2-m3

LLM/RAGシリーズ管理ツール(独自開発)

LLM/RAGシリーズには、サービス状態チェックや生成AIモデルの動作チェックなど、システム管理者向けの管理ツールも同梱されています。

LLM/RAGシリーズ約款PDF
LLM/RAGシリーズ仕様書PDF

3. サポートについて | 安心して始められる

当社では、お客様が安心してLLM/RAGシステムを導入いただけるよう、充実したサポート体制を整えています。

導入時のサポートもワンストップでご提供

  • システム環境構築:ハードウェア・ソフトウェア専門エンジニアが予めセットアップして出荷
  • 各ツール動作確認:Dify、OpenWebUI、各種生成AIモデルの基本機能の動作確認実施済み
  • 使い方マニュアル:初期操作をカバーするマニュアルを同梱
  • Q&Aチケット:マニュアルの不明点や実際の操作に関する疑問を解決

カスタマイズ費用もすぐわかる!お見積りはこちら。

業務活用セット
エントリーモデル

NIDIA RTX PRO 4000 × 1基 搭載

hp-z4-g5-gpuworkstation-3

業務活用セット
ミッドレンジモデル

NIDIA RTX PRO 6000 Max-Q × 1~3基 搭載

hp-z8-fury-g5-workstation-1-3

LLM/RAGシリーズ ラインナップ

LLM/RAGスターターセットV2

LLM/RAGの試験導入に最適なスタンダードモデル

eyecatch-nvidia-gpu-llocal-llm-rag-starter

Q. スターターセットと業務活用セットの違いは?

A. 違いは「G-RAGon」が標準搭載されているかどうかです。

  • LLM/RAGスターターセット
    → LLMやRAGの試験導入や、基本的なRAG構築・運用を行いたい方向け
    → Difyなどの一般的なRAGツールをそのまま活用し、自社で調整できる方に最適
  • LLM/RAG業務活用セット
    → RAG回答精度改善・運用支援ツール「G-RAGon」を標準搭載!
    → RAGの精度向上に時間をかけたくない、すぐに業務適用したい方におすすめ

RAGの回答精度向上のノウハウがあり、手動で最適化できる方はスターターセットで十分!

効率よくRAGを調整し、高精度な回答精度を早期に構築したい方は業務活用セットがおすすめ!

どちらが最適か迷われる場合は、お気軽にご相談ください。

LLM/RAG業務活用セット FAQ

 Q1. LLMもRAGも使ったことがないのですが、導入後すぐに使用できますか?
 A. はい、ユーザマニュアルを添付しておりますので、そちらを見て頂ければすぐに使うことができます。


 Q2. RAGの回答精度が上がらないのは何故ですか?
 A. RAGの回答精度が上がらない原因は様々です。
 RAGでは、文書をChunk(チャンク)と呼ばれる単位に分割して保存しています。
 質問(クエリー)を与えると、質問内容に最も近いと判断されるChunkを検索(類似検索)して生成AIに提供し、生成AIがその情報を元に回答を生成します。
 回答精度が上がらない最も大きな原因は類似検索がうまく行かない場合で、そのようなケースでは生成AIは誤った情報を元に誤った回答をしてしまいます(ハルシネーション)。
 Difyの自動Chunkingで回答精度が上がらないのは、類似検索しやすいChunkに分割できないことが多いためです。


 Q3. G-RAGonを使うと、どんな場合でもRAGの回答精度は90%以上になりますか?
 A. いいえ、回答精度はRAGに登録する文書の品質に大きく依存します。
 見出しや段落などの体裁が整っている文書では90%程度の回答精度は得られますが、90%を保証するものではありません。
 また、体裁が整っていない文書では回答精度が大幅に落ちる場合があります。その場合はまず文書の品質を上げることを推奨しております。

Q4. OSSを使ったことがないのですが、自分でLLMやRAGを構築しようとした場合はどのような難しさがありますか?

A. OSSで提供されるアプリケーションやツール類は、マニュアルや技術的な解説が十分に提供されていない場合がほとんどです。
また、それぞれのOSSが独立して提供されていますので、複数のアプリを連携させて動作させたり、バグがあった場合の技術的な調査やソースコード解析などをお客様ご自身で行ったり、OSSのコミュニティを利用して解決する必要が出てきます。
その他に、UbuntuやGPUドライバーのバージョンとの相性もあり、アプリのバージョンアップをする度に動作検証とデバッグが必要となります。このような難しさがありますので、OSSの管理やソフトウェアの実装に詳しいエンジニアの知識が必須となります。

Q5. G-RAGonで精度向上が期待できる文書のフォーマットには何がありますか?

A. 現在サポートしているフォーマットはMicrosoft Word形式(.docx)、PDF形式(.pdf)です。

Q6. 自分でUbuntuやドライバーのバージョンアップを行っても大丈夫ですか?

A. お客様ご自身でUbuntu、GPUドライバー、DifyやLLM等のアプリのバージョンアップを行った場合、ソフトウェア間の連携が取れなくなって動かなくなる可能性が高く、その場合はサポート対象外となります(約款をご覧ください)。
弊社では定期的にソフトウェアセットのバージョンアップ版をご提供しておりますのでそちらをお待ち頂くか、ご自分でバージョンアップを行う場合は、バージョンアップ前の状態に戻せるようにバックアップを取ってからバージョンアップを行うようお願い致します。

Q7. Difyの新しいバージョンを使いたいのですが、自分でバージョンアップをしても問題ありませんか?

A. Difyをバージョンアップすると、ナレッジデータが消失したり動作しなくなる可能性が高いのでおやめ下さい。どうしてもバージョンアップの必要がある場合は個別に対応しますので、弊社営業までお問い合わせ下さい。

Q8. ソフトウェアのバージョンアップ版の提供は有償ですか?

A. ご導入後1年間は無償でご提供しております。2年目以降はアップデートサービスをご契約頂ければご提供いたしますのでお問合せ下さい。

Q9. ソフトウェアのバージョンアップ版の提供頻度はどれくらいですか?

A. 数ヵ月から6か月に1度程度を予定しております。

Q10. 「LLMスターターセット」「RAGスターターセット」を購入しましたが、「LLM/RAGスターターセットV2」にバージョンアップできませんか?

A. 「LLMスターターセット」「RAGスターターセット」をご購入頂いたお客様には、「LLM/RAGスターターセットV2」のソフトウェアセットへのバージョンアップを無償でご提供しております。

Q11. 「LLM/RAGスターターセットV2」を購入して試した後に、「LLM/RAG業務活用セット」にバージョンアップしたいのですが、そのようなことはできますか?

A. はい、「LLM/RAGスターターセットV2」から「LLM/RAG業務活用セット」へのソフトウェアセットのアップグレードは個別でご提供しております。詳しくはお問合せ下さい。

Q12. エントリーモデルからミッドレンジモデルへのアップグレードはできますか?

A. いいえ、エントリーモデルとミッドレンジモデルのベースとなるワークステーションは、GPUの種類が異なっており、アップグレードの対象ではない為、将来の拡張性を重視される際は、ミッドレンジモデルをご検討ください。

Q13. エントリーモデルとミッドレンジモデルでインストールされている生成AIが違うのは何故ですか?

A. 生成AIが動作するためのGPUメモリが、生成AI毎に異なるためです。生成AIは、GPUメモリに入りきらなければ十分な性能を得られません。
RTX PRO 4500には32GBしかGPUメモリが搭載されておりませんので、32GBに入りきるサイズの生成AIをご用意しております。

Q14. なぜOSはUbuntuだけで、Windowsをサポートしないのですか?

A. 生成AI関連のOSSはUbuntuだけでしか動作しないものが多いためです。

Q15. 誤ってOSやアプリケーションが破損してしまった場合はどうすればいいですか?

A. 弊社のサポートにご連絡頂ければ、状況に応じて解決方法をご提示させて頂きます。万が一の事態に備えて、OSディスク全体のバックアップを取っておくことを推奨しております。

Q16. G-RAGonを他のコンピュータにコピーして使っても大丈夫ですか?

A. G-RAGonは弊社の知的財産となっておりますので、コピーして使用することは禁止しております。

Q17. Q&Aチケットはどのようなときに使えばいいですか?て使っても大丈夫ですか?

A. ユーザマニュアルの分からない部分について使用できます。RAGの精度を上げるための文書の作り方や、サポート外の使用方法等に関するご質問には使えません。
ただし、Q&Aチケットを2枚使用することで、生成AIやRAGに関するコンサルテーションを実施しております。詳しくは約款やサービス仕様をご覧ください。

Q18. ハードウェアの故障やソフトウェアが全く動作しないような場合もQ&Aチケットを消費しますか?

A. トラブルシューティングではQ&Aチケットは消費しません。サポートにトラブルの内容をご連絡下さい。

Q19. インストールされているDifyや生成AI等にバグがあることが分かりました。このようなバグのサポートもしてもらえますか?

A. 弊社のサービスはお客様の代行インストールとなっており、OSSの不良等の責任を負いません。AS ISでご利用頂く前提となっておりますので、ご理解よろしくお願い致します。
ただし、必要と考えられる機能にバグがある場合には、バグフィックスがリリースされた時点で更新版に積極的に取り込むようにしております。

Q20. LLM/RAGシリーズを使うメリットは、使いやすさや回答精度、価格以外に何がありますか?

A. 弊社では、コンピュータシステムの設計・開発・構築経験のあるインフラエンジニアチームと、生成AIの技術開発チームの両方を有しており、新技術の開発と取り込みを行ってお客様の生成AI活用の利便性向上に努めております。この体制により、常に最新技術の情報発信と商品提供を行っておりますので、バージョンアップ等を通してご購入後の資産の有効活用や、新機能の活用が可能になると考えております。